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あさきゆめみし2000
キャスト1



光源氏---市川染五郎
主人公。父親は帝だが母親の身分が低く朝廷の家臣扱いとなる。その後波乱な人生を送り最後には準太政大臣という家臣としてはナンバー1の座につき生涯を終える。
平安時代の雅な雰囲気を漂わすには、やはり古典芸能の分野から選ぼうということで、こういうキャスティング。
桐壺帝---片岡仁左衛門
光源氏の父親。
とにかく、「帝」役者といえば、この人をおいて他にはいないでしょう。
桐壺の更衣---高島礼子
光源氏の母。桐壺帝に愛されたが身分が低く左大臣家からいじめを受け続け、光源氏を出産して間もなく亡くなる。
ゴクツマの印象があるけれど、美人で着物が似合いそうで、あまり高貴な雰囲気がない(^-^;というところで、この人に。出番はかなり少ないけど。
藤壺の中宮---黒木瞳
桐壺の更衣が亡くなった後の帝の正妻。光源氏にとっては義母で年上だが、後年2人の間に子どもが生まれる。これは2人にとって一生の秘密。
人妻、不倫、美人、年上、高貴な雰囲気、というキーワードにはピッタシじゃないかな。
頭の中将---野村萬斎
政治的にも人柄・容姿も光源氏の生涯のライバルであり、親友。左大臣家の長子。
光源氏とちょっと年齢的に釣り合わない気もするが「あさきゆめみし」から妄想すると、意地悪だったり、怒ったり、泣いたりと喜怒哀楽がハッキリしていて尚且つ風流となるとこの人しかいない。
紫の上---松嶋菜々子
光源氏の心の正妻。子どもの頃に光源氏の手元に連れてこられて光源氏の理想の女性となるべく育てられ、妻となる。
無色透明で受け身。誰が演ってもいいんという結論になり、ならばネームバリューで松嶋菜々子に決まり。理想的かどうかは多少疑問。
六条御息所---浅野温子
光源氏と恋に落ちる年上の未亡人。プライドが高く、光源氏の周りにいる女性達への嫉妬心が強い。その強さは他の女性を、生霊となって呪い殺してしまうほど。
オカルトチックで、恐怖感も漂わせられる人ということで、沙粧妙子のイメージでこの人に。鬼気迫る雰囲気はこの人以外にいないのでは。今回イチオシのキャスティング(^-^;

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